- 容量重視のオススメ機種:MAXOKA 36,000mAh Type-C
- 重量が軽くてオススメ機種:Hyper Juice 27,000mAh
- チェックポイント:「価格」「容量」「出力」「本体の充電時間」「スマホ充電の可否」「USB-Cタイプ」「PSEマーク」「信用できるメーカーかどうか」「重量」「機内持ち込みが可能か」「口コミ」
スマホやノートパソコンを手放せなくなった現代の生活では、モバイルバッテリーも日常に欠かせないアイテムになってきています。
しかしスマホのモバイルバッテリーを持っている方は多くても、PC用のモバイルバッテリーを持っている方は少ないんじゃないでしょうか?
そこで今回はMacBookにオススメのモバイルバッテリーを紹介していきます。
おすすめモバイルバッテリーについて
MAXOAK 36,000mAh Type-C
- 容量:36,000mAh
- 重さ:約900g
- 充電時間:5~8時間
- 値段:約14,500円
- 充電回数(満タン時):MacBook(12インチ)2.5回、MacBook Pro(13インチ)1.5回、MacBook Air(13インチ)1.5回
- USB-Cポート:60W
MacBook用のモバイルバッテリーで一番オススメなのが、このMAXOAK社の36,000mAhモバイルバッテリーです。
大は小を兼ねるということで、モバイルバッテリーを持つなら容量が一番重要になるじゃないでしょうか?
PC用のモバイルバッテリーの容量は27,000mAhが一般的なのに対し、MAXOAK社のこのモバイルバッテリーの容量は36,000mAhもあり、圧倒的に容量が多いことが特徴です。
しかしその反面、重量が約900gと他の物に比べて少し重くなっています。
ですが、軽くて中途半端な容量のモバイルバッテリーを持ち運ぶよりは、少しぐらい重くても充電切れを気にせず、外でも安心して作業できるMAXOAK社の36,000mAhモバイルバッテリーがオススメです。
Hyper Juice 27,000mAh
- 容量:27,000mAh
- 重さ:約550g
- 充電時間:1時間
- 値段:約19,000円
- 駆動時間(満タン時):MacBook Pro(13インチ)18時間
- USB-Aポート:最大18W
- USB-Cポート:最大100W、60Wの2つ
「容量が大事なのはわかるけど、流石に900gのモバイルバッテリーは持ち運びたくない。」という方もいると思います。
そんな「容量はそこそこでいいから、軽くて持ち運びやすいモバイルバッテリーが欲しい!」という方にオススメなのが、Hyper Juice 27,000mAh。
先程のモバイルバッテリーに対しHyper Juice 27,000mAhの重さは550gと、かなり軽くなっています。
重さが軽くなった分、容量が減ってしまいましたが、MacBook Proの充電を1回分、余裕で満タンにするパワーを持っています。
そして本体の充電時間が1時間と驚異のスピードがありながら、バッテリー本体を充電しながら各デバイスの充電を同時に行えるパススルー機能がついているなど、抜け目のないモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーの選び方
価格はどうか
モバイルバッテリーと一概に言っても、スマホ用とPC用の2つに分けられます。
スマホ用のモバイルバッテリーの相場は5,000円前後に対し、PC用のモバイルバッテリーの相場は1万円〜2万円と、決して安いとは言えないでしょう。
モバイルバッテリーは、容量が多くなるほど一般的に値段は上がり、同じ容量でも本体の重量が軽くなるほど値段が上がります。
では、その容量についての目安を見ていきましょう。
容量(mAh)と容量が多いメリットについて
バッテリーの容量は「mAh」で表示され、容量が大きいほど充電できる時間が長くなります。
容量の目安は以下の通りです。
- 5,000mAh:iPhone 8約1.5回分
- 10,000mAh:iPhone XS約3回分
- 15,000mAh:iPhone XS約4回分
- 20,000mAh:iPhone XS約5回分
- 27,000mAh:MacBook pro (13インチ)1回分
- 36,000mAh:MacBook pro (13インチ)1.5回分
PC用のモバイルバッテリーを使うのなら、最低でも27,000mAhは必要です。
出力(ワット数)とモバイルバッテリーとの関係
スマホ用とPC用のモバイルバッテリーを見分けるには、モバイルバッテリーの出力(ワット数)を確認する必要があります。
MacBookの対応ワット(W)数
- MacBook Pro 15インチ:87W
- MacBook Pro 13インチ:61W
- MacBook Air:30W
- iPad Pro 2018:18W
モバイルバッテリーの出力が各デバイスの対応ワット数よりも低い場合は、十分な充電ができません。
そのため自分のMacBookに対応した出力のあるモバイルバッテリーを選びましょう。
充電時間やスピードはどうか
モバイルバッテリーの本体を充電する時間も重要です。容量が多いからといって、本体を充電するのに10時間も待つ必要があったら、扱いづらいですよね。
隙間時間でも目一杯の充電ができる商品もあるので、充電時間にかかるスピードを「機能・仕様」の項目で確認することが大切です。
スマホ充電はできるかどうか
見落としてはいけないのが、「同時に何台のデバイスを充電きるか?」ということです。
日常生活でMacBookの他に、スマホやタブレットを持ち歩くのが当たり前となった現代で、充電したい機器はPCだけではありません。
パソコンを充電するときに、同時に他のデバイスを充電できれば、効率よくモバイルバッテリーを使うことができます。
そしてパススルー機能という便利な機能があります。
パススルー機能とはモバイルバッテリーを充電しながら、他のデバイスを充電する機能です。
この機能があれば、デバイスの充電器を持ち運ぶ必要がなくなり、さらにモバイルバッテリーを充電し忘れることもなくなるという、非常に便利な機能なので、是非とも欲しい機能の一つです。
USB-Cタイプかどうか
出典:PAKUTASO
USB-Cとは、MacBookの最新コネクタ規格で、PCとのコネクタ部分が上下左右対象の形になっているのが特徴です。
最新のMacBookはUSB-Cタイプになっているので、購入するモバイルバッテリーがUSB-Cに対応しているか忘れずにチェックしましょう。
中古の場合はPSE付きかどうか
PSEとは「電気用品安全法」のことで、電気を動力として動いているものは「電気用品」として区別され、経済産業省が管理している電気用品安全法(PSE)という法律によって厳しく規制されています。
そしてPSEマークはひし形のマークと丸型のマークの2種類あります。
出典:電気用品安全法
ひし形のPSEマークは、PCやスマホに電気を供給するACアダプター、コンセントを分配する電源タップなど様々なものがあり、壁や天井にある100Vや200Vのコンセントに直接繋がり、かつ危険度の高いものが対象となっています。
出典:電気用品安全法
それに対し丸型のPSEマークは、上記の電気用品ほどではないが、事故の危険性がある電気用品に記載されているマークです。
モバイルバッテリーには、この丸型のPSEマークが記載されています。
そして日本ではPSEマークのない電気用品は販売することができません。
そのためモバイルバッテリーにPSEマークが記載されていない商品は、信用・信頼がおけない商品なので、注意が必要です。
信用できるメーカーかどうか
MacBook用のモバイルバッテリーは、まだまだ商品が少ないのが現状です。
そして日本のメーカーでPC用のモバイルバッテリーを取り扱っているのが、Anker(アンカー)やサンワサプライ、海外のメーカーで人気なのがMAXOAKです。
- Anker(アンカー)
Ankerは、Google出身の若者によって2011年に創設された会社です。
モバイルバッテリーの他、急速充電器やケーブルなどを販売しており、ベストセラー商品を連発している実績があります。
Anker公式サイト:https://www.ankerjapan.com/about.html
- サンワサプライ
サンワサプライの製品は8,000アイテムを超えるほど多量の製品を製作しており、さらに数千ものアイテムを年間に入れ替えるなど、スピード感のある製品展開を行なっている会社です。
サンワサプライ公式サイト:https://www.sanwa.co.jp/index.html
- MAXOAK
MAXOAKは中国の大企業バッテリーメーカーの1つで、日本、韓国、欧州諸国を含む地域で人気の製品です。
また、パナソニックや東芝、NTT、三菱、サムスンなどの有名企業を、クライアントとしている会社でもあります。
MAXOAKの公式サイト:https://www.maxoak.net/
現代ではamazonを使えば海外の商品を簡単に購入することができますが、不備があった際に、日本のメーカーよりも対応が遅れることがあるので、海外のメーカーを購入する際は注意しましょう。
重量はどうか
モバイルバッテリーは容量が大きくなるほど重量も大きくなります。
そのため、モバイルバッテリーの容量と重量のバランスを考慮して買う必要があります。
重量の目安
- サンワダイレクト 17,400mAh:420g
- サンワダイレクト 22,800mAh:900g
- Hyper Juice 27,000mAh:550g
- RAVPower 27,000mAh:848g
- MAXOAK 36,000mAh:900g
- WorldPlus 40,000mAh:1,980g
- MAXOAK 50,000mAh:1,260g
機内に持ち込めるかどうか
飛行機に乗る際に、モバイルバッテリーを持ち込むルールは細かく設定されています。
*飛行機への預け入れは禁止されています。
国内線の場合
100Wh以下:27,027mAh以下であれば制限無しで預け入れ可能
100Wh~160Wh:27,072mAh~43,243mAhは2個まで預け入れ可能
160Wh以上:43,243mAh以上は持ち込み不可
*国際線はこれよりも厳しい可能性があります。
MacBook用のモバイルバッテリーは容量が大きいため、購入したモバイルバッテリーを持ち込めない可能性があります。
そのため飛行機を頻繁に利用する方は容量の大きさを考慮して、購入する必要があります。
口コミはどうか
口コミには実際に使うまでわからない、使いやすさや使い心地、不備や不良品についても書かれています。
商品の説明ではわからないことも、口コミには記載されていることが多いので、忘れずにチェックすることをオススメします。
まとめ
MacBook用のモバイルバッテリーの情報をまとめると・・・
- 容量を重視するなら、「MAXOKA 36,000mAh Type-C」がオススメ
- 重量の軽いものなら、「Hyper Juice 27,000mAh」がオススメ
- モバイルバッテリーを購入する際は、「価格」「容量」「出力」「本体の充電時間」「スマホ充電の可否」「USB-Cタイプ」「PSEマーク」「信用できるメーカーかどうか」「重量」「機内持ち込みが可能か」「口コミ」を確認しましょう
外出先でも安心して作業するために、モバイルバッテリーは欠かせないアイテムです。
商品の種類はまだまだ少ないですが、容量を重点においたモバイルバッテリーや重量を軽くしたものなど、様々なタイプのモバイルバッテリーがあります。
そして1台1万円以上と決して安くないので、スペックをしっかり確認した上で、自分の生活に合ったモバイルバッテリーを選びましょう!