- 発売時期予想:2019年末~2020年初頭
- 価格予想:現行のAirPods2の17,800円よりも高くなる
- 機能予想:「防水」「スポーツデザイン」「ノイズキャンセリング機能」「ブラックカラー」「滑り止め防止のグリップコーティング」「心拍数センサー」の追加
AirPodsといえば、アップルの完全ワイヤレスの人気イヤホンです。
2016年に発売されてから人気は衰えず、新型AirPods3の噂がツイッターをはじめとしたネット上やメディアなどで出てきています。
新型AirPods3については、価格やデザイン、機能など色々な予想がされていますが、一アップルユーザーの予想や根拠が薄い情報も多いです。
この記事を書くにあたっては、「地球最大のアップルアナリスト」と呼ばれる専門家や国で1番のメディアなど説得力のある情報源だけを厳選して収集しましたので、根拠と共にご紹介していきましょう!
※2019年10月28日に新しい情報が入りましたので、追記しました。
AirPods Proの発売日とデザイン ※10月29日追記
AirPodsシリーズの最新版であるAir Pods Proが、10月28日からapple.comとApple Storeアプリでの予約を開始しました。
店頭では10月30日(水)から発売が開始され、Apple Storeでの価格は27,800円となっています。
本記事でご紹介している専門家やメディアの予想(2019年末~2020年始め)よりも早い発売開始となり、興奮しているアップルユーザーも多いのではないでしょうか。
気になるデザインや機能については、次の通りです!
- カラーは白のみで変わらず
- ノイズキャンセリングを搭載して没入感のある音を実現
- 感圧センサーで曲の再生や通話の切り替えが可能
- ハンズフリーでSiriのリクエストが可能
- バッテリー駆動時間は最大5時間
- ワイヤレス充電ケースで1回の充電で24時間以上の視聴、18時間以上の通話が可能
- 耐汗、耐水性
カラーが白のみだったのは残念ですが、期待されていたノイズキャンセリング機能のおかげでサウンドはかなり向上するようですね。
文字だけだとイメージがなかなか伝わりづらいと思うので、アップルのYoutubeチャンネルでのイントロダクション動画を参考までにつけておきますね!
AirPods3の発売日予想
AirPods3の発売日の時期は、2019年末~2020年初頭ではないかとされています。
根拠としては、次の3点が挙げられます。
- AirPodsとAirPods2の違いから推測
- 台湾メディア『経済日報』の報道
- 有名アナリストであるミンチー・クオ氏の予測
1、AirPodsとAirPods2の違いから推測
これは、初代AirPodsとAirPods2の発売にかかった時間と、新機能についての比較から推測したものです。
まず、初代AirPodsとAirPods2の発売日を比較すると、次のように約2年3ケ月空いています。
- 初代AirPods 2016年12月13日に発売開始
- AirPods2 2019年3月26日に発売開始
次に、AirPods2の機能を見てみると、初代AirPodsと比べて大したアップデートはしていないことが分かります。
- カラー:白のみ
- デザイン:ほぼ変わらず
- 重さ:ほぼ変わらず
- バッテリー:向上
- 機能:Siriに対応
- 音質:改善
- 音の遅延:改善
2年以上も時間をかけて、噂された新色や防水などの機能は追加されず、もともとの機能が改善された物足りないアップデートとなっています。
そのため、新機能を盛り込むとされているAirPods3は、初代AirPodsとAirPods2との間ほど時間はかからないのではないか、とも読めます。
もし同じくらい時間がかかるとなると、2021年の夏ごろ発売ということになりますが・・・
前回のAirPods2がマイナーアップデートだっただけに、ユーザーの満足度を下げたくないアップル側としてもそこまで時間をかけないのではないでしょうか。
もちろん、これだけでは個人の推測にすぎないので、アップルを知り尽くした専門家の根拠もあります。
2、台湾メディア『経済日報』の報道
台湾メディアで最も歴史があり発行部数ナンバー1の経済新聞である『経済日報』によれば、ラップトップ用ヒンジの大手SZS(新日興)が、アップルから次世代AirPodsでヒンジ受注を獲得して出荷を開始したと発表したのです。
アップル製品のヒンジについて
ヒンジというのは、蝶番(ちょうつがい)のことで、開き戸や開き蓋などの開く道具を支えて開閉できるようにする部品のことです。
出典 ウィキペディア
建築における扉や機械、ノートパソコンや折り畳み携帯電話にも使われ、AirPodsにも使われているんですね。
ちなみに、初代AirPodsからAirPods2で本体デザインに変化はなかったものの、充電ケース「Wireless Charging Case」でヒンジがツヤのあるステンレススチールからツヤのないアルミニウムに変化していました。
AirPods2でもこのヒンジをSZSが受注しており、そこにもう一度任せたということは発売も近いということです。
ヒンジについては、アメリカのAmphenol社と供給を行う予定です。
3、有名アナリストであるミンチー・クオ氏の予測
ミンチー・クオ氏は、中国メディアのChina Timesが「地球最強のアップルアナリスト」と見出しにするほどのアップルマニアです(笑)
ミンチー・クオ氏は、
「2018年秋にiphone XのようなフルディスプレイデザインのiPhoneが3モデル発表される」
「2018年秋発売の6.1インチ液晶モデルのiPhoneは衝撃に強くて割れにくく、軽いガラスが採用される」
など、信憑性のある内容を次々と予測しています。
そのクオ氏によれば、「AirPods3は2019年10月~3月のどこかで発表」と予測しているのです。
さきほどのヒンジの出荷が開始しているということは、組み立て段階には入っているということです。
つまり、そう遠くない時期に発表されると予測できるのです。
AirPods3の価格予想
AirPods3の価格ですが、AirPods2の17,800円よりも高くなると予想されています。
根拠としては、
- ミンチー・クオ氏のレポート
- DigiTimesの予想
が挙げられます。
ミンチー・クオ氏のレポート
また出ました、ミンチー・クオ氏です(笑)
アップル関連情報の正確さは地球一ともされるミンチー・クオ氏によれば、
「現行のAirPodsから外観デザインを引き継ぐものであれば現状維持、形状が刷新されるものであれば価格も上昇する」
とレポートしています。
また、アップルは「AirPodsの内部構造を見直す計画で、どちらも複数のチップを1つにパッケージするSip(システム・イン・パッケージ)を採用する」とのことです。
これにより、製品時の歩留まり率が改善する点と製造コストが下がる効果があるといいます。
歩留まりとは、製造ラインで生産されている製品において不良品を引いたものの割合です。
例えば、100個製品を生産した中で不良品が10個あれば、
不良品率は10%=不良製品数(10)÷製品製造数(100)
となります。
歩留まり率は90%=良品製品数(100)÷製品製造数(10)
となります。
つまり、良品をつくれる率ということですね!
AirPods3では内部の構造が見直されて、複数あったチップを1つにパッケージされたシステムが採用されると予測しており、この機能が価格上昇の要因の一つにもなりそうですね。
DigiTimesの予想
台湾を代表するハイテク関連メディア企業であるDigiTimesによれば、さきほどのミンチー・クオ氏と同じように
「現行のAirPods2よりもAirPods3は高い価格がつけられるのでは」
とされています。
次でご紹介する、新機能を搭載するとなれば、ある程度の価格上昇は仕方のないことかもしれませんね。
AirPods3の機能について
AirPods3の機能については、
- 防水仕様になる
- スポーツデザインに刷新する
- ノイズキャンセリング機能の追加
- ブラックカラーが追加
- 滑り止め防止のグリップコーティングが施される
- 心拍数センサーの搭載
が挙げられます。
これらの根拠については、またまたミンチー・クオ氏の予測やDigiTimesの報道、さらにはアップル関連情報に詳しいブルームバーグ記者のマーク・ガーマン氏の発言などです。
防水仕様になる
現行のAirPodsは公式には防水、耐水仕様ではありません。
ただし、雨の中で使ったり運動で汗をかいたりしても大丈夫なのはもちろん、洗濯機に入れて5分間水没させても問題ないという動画もあったりします。
しかし、公式には防水、耐水仕様ではないということは壊れても保証されないので注意が必要です!
AirPods3では公式で防水仕様、耐水仕様になるのでは、ということですね!
スポーツデザインに刷新する
AirPods3が防水仕様になるのに合わせてスポーツデザインに刷新されるのでは、ということです。
AirPods3のデザインはスティック型とされていますが、まだ詳細は分からないので情報を待ちましょう!
ノイズキャンセリング機能の搭載
ノイズキャンセリング機能とは、外の騒音をシャットアウトする機能のことですね。
現行のAirPpodsはインナーイヤー型イヤホン(本体を耳に軽く入れてフィットさせる)周囲の音がよく聞こえる構造になっています。
もしノイズキャンセリング機能を搭載するとすれば、型も刷新される可能性はありそうですね。
このノイズキャンセリング機能について、ブルームバーグ記者のマーク・ガーマン氏はツイッターで次のように発言しています。
These AirPods were initially planned to go on sale last year. They’re also working on a future version with noise-cancellation and water resistance. Those were planned for later this year, but would now imagine that’s for 2020.
— Mark Gurman (@markgurman) March 20, 2019
簡単に言えば、AirPods3でノイズキャンセリング機能を搭載する、と発言しています。
ブラックカラーが追加
新型のAirPods3は新しいカラーとしてブラックが追加される情報があります。
AirPodsでは白色しかありませんが、最近だとMacBook Prodemo黒系のカラーが追加されていますし、ツイッター上でもイメージが上がっています。
Airpods 3 Black Concept 🖤#Apple #airpods3 #airpods #airpods2 #iPhone11 #iPhone11Pro #iPhone11ProMax pic.twitter.com/tUtX2G5goh
— Phone Industry (@PhoneIndustry_) October 3, 2019
白色もオシャレですが、黒色もイイですね!
滑り止め防止のグリップコーティングが施される
グリップコーティングによって滑りにくくなるとは、AirPods2のときも言われていましたが、結局採用されることはありませんでした。
現行のAirPodsは滑りやすい(光沢があってツルツルしている)ため、ケースから取り出すときに滑り落してしまうことも起きてしまいます。
落としてキズがついてしまってショック・・・という経験は、AirPodsだけでなくiPhoneでも経験がある人は多いですよね。
そんな人には朗報かもしれません!
心拍数センサーを搭載
心拍センサーはアップルウォッチに搭載されている機能ですが、さきほどのスポーツタイプになるのであれば可能性は十分ありますね。
また、運動以外にも補聴器機能を使う高齢者向きと考えると、福祉グッズとしても需要はあるのかもしれません。
まとめ
新型のAirPods3の情報をまとめると・・・
- 発売日の時期は2019年末~2020年初頭
- 価格は現行のAirPods2の17,800円よりも高くなる
- 機能は「防水」「スポーツデザイン」「ノイズキャンセリング機能」「ブラックカラー」「滑り止め防止のグリップコーティング」「心拍数センサー」の追加
という予想です。
AirPods2が2019年の3月に出たばかりで「早くない?」とも思いますが、そこまでのアップデートがなかったことを考えれば、十分あり得ますよね。
新型AirPods3、期待しましょう!