- MacBookProの中古品相場:最新モデルの70%程度の金額
- 中古MacBookProの購入場所:Apple公式サイト、ECサイト、家電量販売店、中古ショップ、ネットオークション、メルカリ
- オススメの購入場所:Apple公式サイト
- 中古品を購入する際の注意点:外部と内部の劣化状況、macOSの状況、付属品の状態、新品と中古品の価格差
新しくMacBookProを購入しよと思ったとき、皆さんは新品のMacBookを買いますか?それとも中古のMacBookを買いますか?
もちろん新品のMacBookを購入したいと思いますが、「最近のMacBookProは高い!新しいのも欲しいけど、出来るだけ安く買いたい・・・」と思うのが本音だと思います。
そんなときにオススメなのが、中古品のMacBookProです。
今回は中古品のMacBookProについて、相場やオススメの購入場所、そして注意点について紹介していきます。
MacBookProの中古品相場について
MacBookProの中古品の相場は、MacBookのモデルやスペックで大きく変わり、
2011年の古いモデルの場合は4万円代から、2017年のモデル(第7世代)は10万円代と相場はピンキリな状態になっています。
そのため中古品を購入する場合は、自分の欲しいMacBookProのモデルやスペックを決めてから探すと、お好みのMacBookが見つけやすいでしょう。
価格表:macbook pro 13インチ、ストレージ:128GB 、メモリ:8GB
販売場所 |
最新版(第8世代) |
第7世代 |
Apple |
139,800円 |
107,800円(整備済製品) |
Amazon |
143,770円 |
105,081円 |
楽天 |
144,800円 |
115,476円 |
yahooショッピング |
142,257円 |
122,800円(2016年モデル) |
価格.com |
13,4320円 |
114,800円 |
ヤマダ電機 |
144,553円 |
ー |
中古Mac専門 秋葉館 |
149,990 |
109,990 |
ヤフオク |
135,000円 |
139,800円(メモリ:16GB) |
メルカリ |
155,888円 |
112,000円 |
*2019年12月調べ
一世代前のMacBookProの値段は、概ね最新のモデルの70%程の値段で販売されていました。
型落ちモデルとはいえ、決して安くないのがMacBookProです。
中古MacBookProの購入場所について
中古MacBookProの主な購入場所は、以下の5つが挙げられます。
- Apple公式サイト
- ECサイト
- 家電量販売店
- オークションサイト
- メルカリ
それぞれの購入場所にはメリット・デメリットがあるのですが、中古品を買う上で一番重要視するポイントが「信用度」です。
購入サイトの文章には問題ないように書かれていたとしても、「実際に届いたMacBookに欠陥があった。」なんてことがあったら最悪ですよね。
特にバッテリーやハードディスクなど目に見えない部品の消耗状態は、外からは判断できません。
購入したMacBookが問題なく起動するか、失敗した買い物をしないためにも、信用できる販売元から購入する必要があります。
販売元が信用できるかどうかは、商品情報や写真をみて確認するのはもちろん、レビューまで読んでこれまでに扱ってきた商品に問題がなかったかどうか確認しましょう。
レビューには実際に購入した人の声を聞くことができる貴重な場所です。
信用できるMacBookProを購入するためにも、レビューを忘れずにチェックすることをオススメします。
Apple公式サイトで購入する
<メリット>
- Appleが販売している中古品なので、信頼がある
- 新品と同じクオリティの製品を安く購入できる
- 保証がついているので、欠陥があっても安心
<デメリット>
- 自分欲しいMacBookProがない場合がある
Appleの公式サイトには、Apple認定整備済製品が販売されています。
Apple認定整備済製品とは、Appleが認定した中古品のことで、新品のApple製品と同じ機能基準を満たしている製品です。
そして新品のApple製品と比べて最大15%まで安く購入することができます。
Mac整備済製品:https://www.apple.com/jp/shop/refurbished/mac
Apple認定整備済製品の特徴
- 徹底的なクリーニングと点検が行われた製品
- 新しいバッテリーと外装が搭載されている
- 1年間のハードウェア製品限定保証付き
- 90日間の無償テクニカルサポート付き
*ハードウェア製品限定保証とは、過失や事故によって故障した場合に最大2回までの修理サービスが受けられることです。画面または外部の修理は11,800円、その他の修理は33,800円かかります。
Apple認定整備済製品は、Appleが認めた商品であり、保証もついているので、中古品を買う上で一番信頼ができる中古品です。
それに対してApple認定整備済製品を買うデメリットは、商品の数が少ないことが挙げられます。
また、中古品なので、自分好みにMacBookProをカスタマイズすることはできません。
そのため自分が欲しいスペックを持ったMacBookを探す必要があるのですが、Apple認定整備済製品に自分の欲しい機能を持ったMacBookがあるとは限らないです。
自分の欲しいMacBookProを確実に買えるかわからない点が、Apple認定整備済製品を買うデメリットの一つです。
ECサイトから購入する
<メリット>
- 商品の数が多い
- 各サイトのポイントを使うことができる
- Amazonで購入する場合は直販なため、安心して購入できる
<デメリット>
- Amazon以外のECサイトは、信用できる商品かチェックする必要がある
ECサイトとは、インターネット上で商品やサービスの売買できるサイトのことで、楽天やAmazonなどが、それに当ります。
有名なECサイト:楽天、Amazon、Yahooショッピング、価格.com、
ECサイトの特徴として、他の販売場所に比べて圧倒的に商品が多いことです。
自分好みのMacBookProを探しやすい反面、信頼できる販売元なのか購入するうえで不安があります。
しかし現在では、AmazonでApple製品の直販を開始しました。
直販を開始したことで、Amazonに出品されているMacBookProは正規品となり、偽物や粗悪品をチェックする必要がなくなり、安心して購入することができます。
またAmazonで購入するとポイントを使うことができるので、Apple Storeで購入するよりも安く買うことができるようになりました。
楽天では、ポイントが使えることはもちろん、検索の絞り込みに「新品」と「中古品」を選ぶことができるので、価格が安いMacBookProを探しやすくなっています。
Yahooショッピングでは、レビューが見やすく、他のECサイトより購入者の感想が見やすくなっています。
家電量販売店で購入する
<メリット>
- 店舗のポイントが使える
<デメリット>
- 中古品は販売されていない
Apple製品を購入する場合は、Apple StoreもしくはECサイトで購入する方が多いと思いますが、中には家電量販売店で購入する方もいると思います。
家電量販売店とは、ヤマダ電機やエディオン、ビックカメラなど街中で見かける電気屋さんのことです。
家電量販売店で購入する場合は、各店舗のポイントが使えて割引できるメリットがあります。
しかしその反面、自分好みにカスタマイズができない点と、中古品は販売されていないので、中古品を買いたい方にはオススメできない購入場所となっています。
中古ショップで購入する
<メリット>
- 品揃えが良い
- 中古保証がついている場合がある
<デメリット>
- 値段は他の購入場所とあまり変わらない
中古ショップでMacBookProを購入する方法もあります。
中古ショップとは、Apple製品の専門中古ショップのことで、中古Mac専門秋葉館やマックパラダイスなどがあります。
中古ショップの特徴は、Macの専門店なだけあってMacBookProの品揃えがよく、中古保証という一定期間の保証がついている店舗などもあります。
しかし、値段に関していえば、他の購入場所とはあまり変わらないです。
オークションで購入する
<メリット>
- 運が良ければ、かなり安くMacBookProを購入することができる
<デメリット>
- 商品の信用性がない
- 最後まで入札できるかわからない
中古品が最も出回るのがオークションサイトです。
オークションサイトで有名なのがヤフオクではないでしょうか。
ヤフオクにはMacBookが数千点出回っており、オークションサイトで購入するメリットは、明らかに値段が安く購入できることです。
中には新品同様のMacBookが出品されていることがあり、自分好みのMacBookがあった場合はかなりお得なお買い物ができるはずです。
しかしデメリットとして、「出品情報の信用性がない」のと「入札できるか最後までわからない」という点があります。
嘘の情報が書かれていることは少ないと思いますが、出品情報と実際に届いたMacBookとで差異があったり、バッテリーやハードディスクが想像以上に消耗していたりする可能性があります。
メルカリで購入する
<メリット>
- かなり安くMacBookProを購入することができる
- 値段が上がることがなく、確実に手に入れることができる
<デメリット>
- 商品の信用性がない
メルカリはオークションと同様安くMacBookProを購入できる場所です。
オークションとの違いは、メルカリは出品者が値段を決めているので、購入した場合に即決できる点です。
オークションのように、値段が上がっていくこともないので、「欲しい!」と思ったMacBookを確実に手に入れることができます。
しかしオークションで購入する場合と同様も、信用性がないのが問題点です。
メルカリでは出品者の情報も確認することができるので、購入する前に信用できる人なのか、信用できる商品なのか、この2つを隈なくチェックしましょう。
オススメの購入場所は?
中古のMacBookを購入するオススメの場所は、やはり当たり外れのないApple Storeです。
Apple Storeの場合、「Apple認定整備済み製品」といって、次のようなAppleの厳しいチェックをクリアした中古品が売り出されることがあります。
- テストで不具合が検出されたモジュールは交換
- 部品交換が必要なものは認定しない
- 徹底したクリーニングプロセスと検査
- 再梱包(マニュアルやケーブル、新しい箱など) など
新品に匹敵する厳しいチェックに加えて、徹底したクリーニング、さらには新品よりも約15%ほど安く購入できるため、すぐに売り切れてしまうことも多いです。
イメージとしては「新古品」といったところでしょうか。
新品に近い状態で中古品が手に入るのであれば、Apple Storeがオススメという結論になります。
もし出来る限り安いMacを購入したいのであれば、オークションやメルカリなどは、掘り出し物がないか一度確認し、自分好みのMacBookがあればラッキー。なければ颯爽と諦めてApple Storeで購入するといいですね。
中古MacBookProを購入する際の注意点
中古のMacBookProを購入するうえで注意するポイントが5つあります。
- 液晶画面やキーボードなどの目に見える部分の状態
- バッテリーやハードディスクなどのPC内部の劣化状態
- macOSの状況
- 付属品の状態
- 新品と中古品の価格差
液晶画面やキーボードなどの目に見える部分の状態
中古品を購入する際に一番詳しく記載されているのが、液晶画面やキーボードなどの目に見える部分の説明です。
写真や文章で詳しく書かれているので、MacBookを購入するときに見落とすことは少ないでしょう。
ここからは、中古のMacを購入するうえで、しっかり確認しておきたいポイントです。
バッテリーやハードディスクなどのPC内部の劣化状態
バッテリーやハードディスクなどのPC内部の劣化状態は外から見ても判断できないので、注意が必要です。
バッテリーには使用寿命が決まっているので、使えば使うほど、充電できる時間が減っていきます。
PCの寿命は5年程と言われているので、少なくとも5年近く使用しているパソコンのバッテリーは信用できません。
ちなみに筆者が使っているMacBookProは8年使用しており、使用時間は充電MAXの状態から3時間程しか使えません。
*最新のMacBookProの使用時間は10時間程度だそうです。
ハードディスクも同様に、使用すればするほど、例えデータを削除したとしても保存できる最大データ量は減少していきます。
MacBook内部の劣化状況は使用年数である程度予測できるので、中古品のMacBookProが何年使用されていたか、忘れずに確認しましょう。
macOSの状況
macOSも忘れずにチェックしてください。
購入したMacBookProが古すぎて、最新のmacOSに対応してなければ、Macを購入した意味がありません。
2019年12月の時点で最新OSであるmacOS Catalinaでは、2011年以前のMacBookProは対応していません。
さらに今後macOSが更新されるたびに、いつ古いMacBookが対象外になるかはわかりません。
そのためMacBookProを購入する際は、できる限り新しいOSのMacBookProを購入することをオススメします。
付属品の状態
MacBookの付属品の状態も確認しましょう。
Macの付属品は、Macと同様高価です。充電器でさえ1万円近くします。
無駄な出費を抑えるためにも、付属品の状態、欠損は確認しなければなりません。
新品と中古品の価格差
最後にチェックするポイントが、新品と中古品の価格差です。
MacBookProの中古品の相場は、新品の6~7割程度です。
新品と比べたら安いかもしれませんが、中古品の状態次第では交換や修理をして、新品と同等、もしくはそれ以上にお金がかかる可能性もあります。
中古品で買う場合は、中古のMacが本当に安いのか、確認してから購入することをオススメします。
また、今まで使ったApple製品を下取りにしてApple Storeのギフトカードを手に入れる「Apple Trade In」という方法も知っておくとよいでしょう。
下取り方法はAppleのwebサイトから、もしくはApple Storeですることができます。
下取り価格は最大で10万円もあるとのことなので、MacBook Proを買い換えるときは、是非このApple Trade Inを使ってみてください。
Apple Trade In:https://www.apple.com/jp/trade-in/
まとめ
中古のMacBookProの相場や購入場所、注意点をまとめると・・・
<中古品の相場>
- 概ね最新モデルの70%程度の値段
- 型落ちモデルといえ、決して安くない
<中古MacBookProの購入場所>
- Apple公式サイト(Mac整備済製品)
- ECサイト(楽天、Amazon、Yahooショッピング、価格.comなど)
- 家電量販売店(ヤマダ電機、エディオン、ビックカメラなど)
- 中古ショップ(中古Mac専門秋葉館、マックパラダイスなど)
- オークション(ヤフオクなど)
- メルカリ
<オススメの購入場所>
- Apple Store(Mac整備済製品)
<中古MacBookProを購入する際の注意点>
- 液晶画面やキーボードなどの目に見える部分の状態
- バッテリーやハードディスクなどのPC内部の劣化状態
- macOSの状況
- 付属品の状態
- 新品と中古品の価格差
MacBookProは中古品といえど、かなり高価です。
そしてMacBookは一度購入したら長い期間使用することになるので、古くて安いMacBookProを購入するよりも、高くての出来るだけ最新モデルのMacBookProを購入することをオススメします。