林檎舎ニュース

投稿日:2016/07/21

北朝鮮の暗号放送が日本で再開:6月24日と7月15日にラジオ放送、共に「探査隊員向けの復習課題」という内容

北朝鮮の暗号放送が日本で再開:6月24日と7月15日にラジオ放送、共に「探査隊員向けの復習課題」という内容

北朝鮮が暗号放送(乱数放送)と呼ばれる、数字を読み上げるラジオ放送を再開していたことが7月20日、明らかになった。北朝鮮からの暗号放送は南北首脳会談が開かれた2000年から行われていなかったとみられており、約16年ぶりの放送再開となった。

暗号放送が確認されたのは6月24日と7月15日の2回。共に同日未明、アナウンサーが数字を延々と読み上げたもので、内容は「探査隊員向けの(大学の)復習課題をお知らせする」としたうえで、2桁か3桁のページ数と1桁か2桁の番号を読み上げるというもの。放送時間は先月24日が約3分半、今月15日は約12分間の放送だったという。北朝鮮の国営メディアを分析しているラヂオプレスが明らかにした。

北朝鮮はかつてラジオで、深夜から未明にこうした数字を読み上げる暗号放送を連日行って、国外の工作員らに指令を伝えていたとみられる。ラヂオプレスによると、近年は確認されておらず、北朝鮮は今回、暗号放送を再開したとみられている。

北朝鮮は過去にこの暗号放送を通じて韓国や日本など国外にいる工作員やその支援者らと連絡を取っていた経緯があり、日本でも暗号を解読する乱数表などが各地で見つかっている。1977年9月に石川県の海岸で行方不明になった久米裕さんの拉致事件でも、関係者の部屋から乱数表や暗号表が発見されています。


韓国などに対する心理戦の一環との見方も

韓国統一省のチョン・ジュンヒ(鄭俊煕)報道官は20日の記者会見で、「北が自制してきた暗号放送を再開したことは非常に遺憾だ。北は旧態依然とした態度を改めるべきだ」と非難しました。
一方、北朝鮮は近年、工作員らへの指令はインターネットなどを利用していると言われており、韓国メディアは、今回の暗号放送について、韓国に対する心理戦の一環である可能性が高いという見方を伝えています。

北朝鮮の暗号放送再開:ツイッターの反応

約16年ぶりに放送が再開された北朝鮮の暗号放送。ツイッターでは「不気味」といった声も聞かれました。

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