林檎舎ニュース

投稿日:2016/06/10(最終更新:2016/08/12)

【アカハラ】大分大学の学生自殺がアカデミックハラスメントに認定、元講師の人格否定発言などが明らかに

【アカハラ】大分大学の学生自殺がアカデミックハラスメントに認定、元講師の人格否定発言などが明らかに

6月10日、大分大学によって行われた記者会見で、経済学部の男子学生が講師から指導の範囲を超えた叱責や嫌がらせ・人格否定発言を受けたあと自殺していたと明らかにしました。大学は、講師の行為はアカデミックハラスメント(アカハラ)に当たると認定したうえで、弁護士などによる調査委員会を設置し、自殺との因果関係を調べることを決定しました。

大分大学の発表では、経済学部の20代の男子学生が去年2月に自宅で自殺し、この学生の父親が遺書や無料通話アプリ「LINE」に残されていたやり取りから当時、ゼミを担当していた元講師の男性が、指導の範囲を超える嫌がらせを行っていたのではないかと大学に調査を求めていました。

大学が内部調査を行った結果、元講師は自殺した学生に人格否定とも受け取れる発言をしたり、突然、研究室に呼び出して叱責したりしていたことが分かり、アカデミックハラスメントに当たると認定したということです。その後、大学は父親から「内部調査では、ハラスメントと自殺の因果関係が明らかにされていない」との申し立てを受け、弁護士などの第三者による調査委員会を設置することを決めました。

元講師は大学の調査に対し、「指導の一環で、ハラスメントに当たるとは思わなかった。心苦しく思っている」と話しているということです。

アカデミックハラスメントとは、教職員が学生などに対して行う嫌がらせ行為で、市道の範囲を超えた叱責や人格を否定するような発言が該当し、過去にアカハラと認定された事例などが明らかになっています。

大分大学は、元講師の男性が経済学部の男子学生にアカデミック・ハラスメントをしていたと発表。学生は昨年自殺していて、同大は因果関係を調べます。
卒業研究は学生が考えるもの。でも、指導教員が正解を教えてくれない事態に出会って驚愕する学生もいる。ダメダメな学生を迂闊に叱咤激励するとアカハラリスクがあるので要注意。深夜のLINEなんて論外

アカデミックハラスメント(アカハラ)とは

アカデミックハラスメント(和製英語: academic harassment)とは、大学などの学術機関において、教職員が学生や他の教員に対して行う、嫌がらせ行為。パワーハラスメントの一類型。略称はアカハラ。

【事例】
・研究や学問に関係のない内容での、正当な理由のない人格否定や多数の面前での批判(岐阜大学で院生が教員に「社会のクズ」と言われ、110万円支払命令・産経新聞2009年12月16日)。
・不当に多い課題を到底不可能な短期間にこなし提出するよう指示する(高崎経済大学では2006年に進級を質に取られた学生が自殺している)。
・正当な理由を説明することなく、学位論文などを受理しない(東北大学大学院で2009年に、2年連続で博士論文受理を拒否された院生が自殺している)。
・学生が入信する宗教を誹謗中傷し、長期間に渡って棄教を迫る。
・執筆中の論文を、担当教授との共著とするよう強要し、拒むと留年させる(京都大学大学院の元院生から訴訟が起こされた)。
・京都大学の大学院生は建築学の研究を行いたかったにもかかわらず、子どもの行動パターンに関する研究を行うことを強要されたこと、本来英語で研究の指導が受けられるということになっていたのに英語での指導・がほとんど受けられなかったことなどによって自殺した。

大分大学の学生自殺が「アカハラ」認定、ネットでの反応は

RT
私はアカハラに対して、「辞める」というのを選択肢に入れられたため助かったが、「(将来の夢などの理由で)どうしてもアカデミックにこだわりたい」という人には、これは事実上存在しない選択肢なわけで、このあたりの逃げ場のなさが問題の一因なのだと思う。
世の中色々なハラスメンがあるんだ…。
パワハラ
セクハラ
マタハラ
アルハラ
アカハラ
ドクハラ
エイハラ
何でも略しすぎでしょ…。
アカハラってなんだと思ったらアカデミックハラスメントって言うらしいね。◯◯ハラって言葉が増えていく世の中。やだなあ。
大学内のハラスメント対策室みたいなのって、結局大学の教員が担当してるから、アカハラに苦しんでる学生にしてみれば、敵の味方に相談するみたいな構図になるから、利用しないよね。
大分大のアカハラ自殺の件、SNSはホント凶器だと思った。同じ組織の立場の上下が加わると、ブロックも出来ないし生き地獄になる。
「アカハラ」という言葉を初めて聞いた、という人の方が多いようです。大学によってはハラスメント相談室や対策室が設けられているようですが、なかなか相談できる環境ではないといった声も上がっています。

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