林檎舎ニュース

投稿日:2016/08/03(最終更新:2016/08/09)

大渕愛子弁護士が業務停止の懲戒処分:法テラス利用の女性から報酬受け取る 「行列」などテレビ各局は出演見合わせ

大渕愛子弁護士が業務停止の懲戒処分:法テラス利用の女性から報酬受け取る 「行列」などテレビ各局は出演見合わせ

「行列のできる法律相談所」などにも出演している大渕愛子弁護士が8月2日、法テラスを利用した依頼人からの受け取りが認められていない弁護士費用、17万8500円を依頼人から不当に受け取ったとして、東京弁護士会から業務停止1か月の懲戒処分を受けた。

大渕弁護士の説明と弁護士会が公表した文書によると、大渕弁護士は2010年10月、依頼人女性から離婚に伴う養育費請求の依頼を受任した。その際、着手金17万8500円と月々2万1000円の顧問料の支払いを受ける約束を交わした。

その後、女性は報酬支払いについて法テラスの援助制度を利用し、大渕弁護士は法テラスから12万5000円を受領した。法テラス利用者から弁護士が報酬を受けることは禁止されているが、大渕弁護士は依頼人から、約束した着手金からの不足分と顧問料5か月分の計17万8500円を受け取った。

依頼人は不当な支払いであるとして、11年6月に弁護士会を通して返金を求めたが、大渕弁護士側が拒絶。東京弁護士会の副会長の説得を受け、返金に応じたという。

東京弁護士会は、大渕弁護士のこうした行為が、「弁護士の品位を失うべき非行にあたる」として、業務停止1か月の懲戒処分とした。

大渕弁護士は「認識不足でした。返還義務がないと思っていて、そのままにしていた」と反省。法の専門家にもかかわらず、法テラスについての知識を欠いていたと説明した。

2日夜に行われた緊急記者会見では、依頼人に対しては謝罪と反省の言葉を繰り返す一方、弁護士会の処分については異議を申し立てる考えを明かした。「全額返金しているのに、処分が重すぎる」という理由。

これは、所属事務所の顧問弁護士を務める橋下徹氏に相談し、橋本氏の「不当処分。意義申し立てをすべきだ」という助言を受け、処分への異議申し立て(日弁連に対して審査請求)を検討するとした。

この謝罪会見ながら、突然飛び出した「異議申し立て」という強気の言葉には、ネット上でも様々な意見が飛び交っている。

また、大渕弁護士の処分を受け、大渕弁護士が出演するテレビ番組などは出演見合わせを発表した。

「行列のできる法律相談所」など出演見合わせ

大渕氏の処分を受け、日テレは、本人ならびに所属事務所からの申し出により「行列のできる法律相談所」への出演は見合わせておりますとコメント。今月7日放送分の収録は終わっているが、関係者によると、VTRを編集し直して対応するとみられる。

また、月曜レギュラーを務めるTBS系「白熱ライブ ビビット」(月~金・前8時)、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜・前9時30分、関西ローカル)も出演見合わせが決定した。


ツイッターでは「異議申し立て」に批難も

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